日本奇術文献ノート10冊(S30(3)31(3)34(1)36(1)) 早者勝ち
商品概要
商品の説明「編集者兼発行者 近藤勝 日本奇術文献研究の会発行」の日本奇術文献ノート10冊です。第41号は「長谷川智特集号」で「江戸川乱歩」氏の寄稿文が。第39号 ’55/S30/8/5 飛ぶローソク 18頁第40号 ’55/S30/10/14 奇術入門 18頁第41号 ’55/S30/12/10 屏風の影 38頁第43号 ’56/S31/4/5 仙人術の道士 36頁第44号 ’56/S31/5/20 奇術道楽 34頁第45号 ’56/S31/7/20 奇術くらぶ 20頁 第46号 ’56/S31/9/20 黒い技術 34頁第47号 ’56/S31/12/3 トリック 18頁第53号 ’59/S34/11/1 西洋手品 91頁 第56号 ’61/S36/12/1 赤い玉 21頁10冊は、先に出品の古い奇術関連書籍などと一緒に仕舞われていたものですが、発刊は昭和何年で、56号以降どのような文献に引き継がれていったかなどは出品者には分かりません。B5サイズ(約26cm×18cm)、表紙は色刷りですが、各頁は当時の学校で使われていたと記憶の質の良くない 更紙 (ざらがみ)、ざら半紙などと呼んでいた印刷用紙をガリ版印刷したような印刷物です。50年以上の経年で表紙や各頁にはシミ、汚れ、変色、退色などが見られます。目立つ大きな破損はありませんが小さなキズや破れは否めません。出品者が興味を持ったのは、第41号(長谷川智特集号)(写真7~9枚目)です。表紙には「最后まで奇術のためにがんばった長谷川智君の死を悼む 日本奇術協会会長 松旭斉天洋」と書かれています。長谷川智氏(1915~1955年)は日本奇術連盟の創始者、初代会長でプロとアマを包括した国内最大の奇術団体とネット解説。昭和30年に逝去、同年追悼41号刊行、金沢孝(天耕)氏とは奇術つながりでしょうが、「江戸川乱歩」氏の寄稿には驚きました。雑誌「宝島」、探偵小説の集まりなどが縁で親交が深まったようです。当時の探偵小説本の色刷りの怪しげな雰囲気の表紙と、うす暗い舞台で披露される奇術の雰囲気にはやはりつながりがあったのでしょうか。10冊には貴重な記事やエピソードが詰まっていると思います。是非お手元に。商品の情報カテゴリーホビー・楽器・アート > 美術品・アンティーク・コレクション > コレクション > 印刷物商品の状態傷や汚れあり発送元の地域京都府
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